−40度の2017年最後のツアー

年末年始のツアーが終わり、少し一息つきました。

今年の冬は気温差が激しくて温度調整に本当に困ります。。。

11月は−30度になったかと思えば、12月初冬は+の5度ほどまであがりました。

平均気温が−15度前後のホワイトホースにとっては、冬に+の気温まであがるのは異常なことです。

そうかと思うと年末のツアー時には−35度から−40度まで下がることに。。。

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こちら地元ユーコンのホワイトホースの人が「寒い」と言い始めるのがだいたい−30度前後。

−40度まで下がると学校が休みになったり、車のエンジンがかからなかったりと日常生活に支障をきたすようになります。

1本目のツアーは−40度、風も入れると体感−50度まで下がりました!

天気予報を見ていると、−50度の場合は「Frostbies in Minutes=すぐに凍傷の危険あり。」なんて恐ろしい警告まで出てきます。

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普段このくらい気温が下がると、皆家でじっとしているのですがツアーとなるとそう簡単にはいきません。

どこまで安全にできて、どこでキャンセルをするのか。その難しい判断に迫られます。

日本からの短いツアーは毎日スケジュールがいっぱいで、いろいろこなしていかなければいけません。

氷上フィッシングに犬ぞり、スノーシューに先住民の村までのドライブ。そして毎夜のオーロラ観賞。

天気予報とにらめっこをしながら、予定を変更して安全を最優先しました。

結局は犬ぞりは−35度の中を開催。

アイスフィッシングはスケジュール変更をして温かい日に行おうと思いましたが、結局気温はあがらず体感40度以下の中で行いました。

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お客さんのお一人が釣ってくれたニジマスが瞬時にカチコチに凍ってしまいましたが(苦笑)

宿はホワイトホース郊外のモンゴルのゲルと山小屋風キャビンに泊まりましたが。

ゲルが寒さに対応できす、最初の2晩は薪をくべても中は−5度ほど。

お陰でビールが凍ってしまいましたが、薪ストーブで温めて飲んだり、就寝時には皆さんには−18度対応の寝袋をお渡しして対応しました。

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ガイドとしては安全(特に指や頬などの凍傷)を一番気にしましたが、参加者の皆さんは極端に下がった寒さを以外と楽しんでいてくれたようです。

旅というものが「非日常を体験するもの」だとすると、−40度、体感−50度は南極か北極にいかないと体験できませんからね。

B&Bでアラスカのシーフードを使っておいしい料理を作ってくれたり、ゲルに夜中に薪をずっとくべてくれたタミー、本当にご苦労様でした。

お陰で無事にツアーを終えることができました。

2018年末のツアーは一体どういう気温になるのでしょうか!?

(ちなみに2本目の年始ツアーは気温は−3度から−15度ほどで全く問題なしでした。たった1週間違いでこれだけの気温差、参りますね(笑))

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